2018,03,15

一般質問

何やかやと忙しくしているうちに本会議へ突入し、今日は一般質問です。3番目の登壇に何人かの方たちが傍聴にきてくださり心強い思いで、発表しました。
 綾瀬市のこれからのありかたを40周年を節目に考えてみたいといくつかの項目でききました。

【1】綾瀬市のあるべきまちの姿をどのように考えるか?今後策定予定の市総合計画は全国的にみるとややもするとコンサル頼みになるおそれがある。全職場、全課が市民協働を考えていく時代。市民の思い、同時に市職員の思いをどのように集約しうけとめていくか。

 市長、部長の答弁
長期にわたる計画は今後は困難。短いスパンで柔軟に対応できる計画とする。市民にはパブリックインボルブメント(完全にコンクリートする前段階)での意見聴取をする。職員は各課で真剣な議論をおこなってもらう。

【2】あるべきまちの姿の中でも国際化の推進を市長が積極的にすすめることは評価したい。
これからやるべきことをマスタープランとしてまとめていってはどうか。また、教育の部分では外国籍の児童、生徒への対応が必要と思うがどうか。教育委員会として「土曜学び場」のような外国籍に特化した児童の学習支援が必要ではないか。また、民間でおこなわれている学習支援や進路指導の場を先生方にも周知ししっかりとした教育が行われるようにすることはどうか。国際交流財団やCEMURAなど。

 市長、部長の答弁
国際課推進については総合戦略の中に位置付けていく。外国人に活躍してもらう事が大事だ。そのための方策をいろいろと実施していく。外国籍児童生徒は学習言語が遅れていることは承知している。今現在市で対応している国際教室や取り出し授業もあるが今後土曜学び場にそうした子供たちも参加できるよう考えていきたい。民間のいろいろな情報は取り入れて学校に周知したい。

【3】市民協働は市民協働課だけがやるものではない。人事課は市民の力をひきだすことができる職員を登用したり育成できる人材を育てなくてはならない。すべての課でとりくむべきもの。職員各課に今、現在市民協働していると思うものを調査したとのことだがその中で自治会との協働とあるが、「補助金を出して市側からのお願いをきいてもらう」というスタイルは本当に協働といえるのか。自治会が抱える問題を市も一緒になって考えその解決のためには枠組みやあり方を政策的に見つめなおす必要があるのではないか。

 市長、部長の答弁
市民協働なくして今後の市政運営は考えられない。市民のちからを最大限生かせるように今後も考えていく。係長以上の研修を実施したのでさらに意識を高めるよう考える。

【4】公共施設のマネジメント、アクションプランの進捗の状況は。1年でも遅れれば遅れるほど費用負担は大きくなる。モデル事業のような案件で成功事例をつくることを考えては。また老朽化した施設の改修などどこをどのようにするか市民に見える形で示す必要があると思うがどうか。

 市長、部長の答弁
30年度からアクションプランが動き出す。モデル事業は有効と考えている。市民に見える形をめざしていく。

 以上のような質問をしました。綾瀬市は近隣他市の真似はできないしまたする必要もない。喧噪からはなれ落ち着いた癒しのあるまち。みどりにあふれた自然の残るまち。どのようなまちをつくっていくか行政と市民がしっかりと心を通わせることがたいせつ。あらゆることが市民協働だと思います。私の質問のしかたも悪くて「市民協働」に関してはやや、理念的なお答えだけになり、もの足りず残念でした。次回にがんばります。