2018,12,25

「あやせトゥデイ」編集委員会は「ともにいきる社会」をめざします


 年3回発行の外国人の方たちへの情報誌「あやせトゥデイ」の編集長を務めています。9か国語での発行は県下でも珍しいのですが昨今の事情でいえばそれぞれの国語は増えるばかり。自動翻訳機等の普及もあるので紙ベースの情報提供は限界があるかもしれません。とはいえ翻訳をしてくださる方たちのご協力があればこそですし、市の企画課国際担当の職員ががんばってくれているおかげでかなりの効果がある、と思う所です。外国人の方への情報提供であることももちろんですが市民の方たちの理解を深める意味でも大切なツールだと思います。
 入管法の改正?がまったく未成熟な状態で成立してしまいこれからの地方行政はそのしわ寄せをおおきくかぶることになります。今までも「日本語の習得」に関して国はほとんど何もしておらず地方行政まかせでした。そのために現実に困っている外国人を相手に全くのボランティアな人たちが教室を25年も継続してきた例もあります。綾瀬市では昨年から一定の条件を満たした団体には年間10万円の補助をするようになりましたが本来国がもっと責任を持つべきところです。日本人も外国人も「ともに生きる社会」を真剣にめざしていくことが求められています。まじめに努力している人たちが多いです。偏見をなくして受け入れていくことを訴えていきたいと思います。おかげさまで日本語教室も増えてきて指導をしてくれる方も増えてきましたがこれからを考えるとまだまだ足りません。市では研修講座を開催して育成を図っています。綾瀬市内の教室で指導をしてくださる方、また指導してほしい方は0467-77-1111の企画課国際担当にお電話ください。