2019,08,23

戦後の沖縄を描いた「宝島」を読みました

 太平洋戦争中、日本の中で唯一悲惨な地上戦となった沖縄のことは映画やドキュメンタリー、小説などさまざまなものから「知っているつもり」になっていたことがこの本を読んでドカン!と崩れるような気がしました。沖縄は戦争中はもちろん戦後も本当に日本の捨て石として扱われ差別されてきたのだということがわかりました。米兵から受ける暴力は私たちが知らされていないことのほうが多くてあまりにも屈辱的でひどいものだったかということも改めて知りました。今現在も沖縄の人たちの心は踏みにじられています。どんな訴えにも政府は耳を貸そうともしません。どうしたらいいか、政府は沖縄の人たちと話し合い両者でアメリカに対峙するという事が当たり前だと思うのですが。