2020,04,01

エープリルフール

 何か楽しい嘘はつけないかと、昨日から考えているけれど世の中がコロナ一色で、テレビをつければどんどん悲観的になりそう。手帳は2重線で消すことばかりでこんなに時間があるということにハタ!ととまどってしまいます。私ができることはないか、何かせねば、とバタバタしてみるけれどもとりあえずできることがない。
 200番組も録りためてあるビデオを少しでも消費しようといくつかの映画をみました。アカデミー賞を取った「光をくれた人」少し古い「アラバマ物語」など改めて深い感動を覚えました。信念や理想に従って生きることは本当に難しい。しかし、そのこと自体がまさにその人の生きざまであって自分という人間を生きることだ、中国映画の[クロッシング」日本をまじえた戦争のさなかの不条理と悲劇。古いがアメリカ人種差別の「ミシシッピーバーニング」最近の人種差別を描いた「グリーンブック」どうしてこれほど人間は冷酷になれるのか、志を果たさんとする人はなぜこんなにも強いのか自らの生き方を改めてしっかりと考えてみようと強く思う。