2020,04,17

パンの配達しました

 風さんの全粒粉食パンはめちゃめちゃおいしいのでファンが激増。いろいろなお友達に声をかけ、種類もあって40個くらいになりました。パンを届けながら玄関先でお話もできるしみんな喜んでくれました。
 これから定期的にできるといいな、と思いながらまた、新しいファンを増やしたいです。

2020,04,17

まちがえてはいけない

 「緊急事態宣言」と「緊急事態条項」コロナの拡大に伴って緊急事態宣言が出された。「遅すぎた」という意見も多い中これほどまでコロナが猛威をふるっている今、緊張感をもって国民が対処するためには必要なことだろう。しかし、この機に乗じて改憲をすすめそこに緊急事態条項を加えようとする動きがあることは注意深くみないといけない。よく似た言葉でつい間違えそうになるけれども憲法学者の「石川賢治さん」は17日付の朝日新聞で警鐘を鳴らしている。「緊急事態の議論には2種類あって独裁権力を想定しない客観的緊急事態と独裁権力を想定し誰がそれを握るかという主幹的緊急事態論。フランスの王政復古の流れの中で出てきたもので緊急事態を口実に法律の効力を持つ命令を議会の関与なしで主観的に出せるようにしたもの、明治憲法では天皇に認められていたものを日本国憲法はこれを排除しました。憲法に緊急事態条項が無い理由を金森徳次郎国務大臣はこう、のべています。
 民主政治を徹底させて国民の権利を十分擁護するためには政府が一存で行い得る措置は極力防止しなければばらない、言葉を非常という事に借りてそれを口実に権利や自由が破壊される恐れが絶無とは断言しがたい。緊急という言葉が政治的なシンボルとして使われるようになると権威主義的支配がしのびよってきます。」
 緊急事態条項が憲法に加えられるようになると「緊急だから」という理由でなんでもできてしまう、時の権力者が人間的で民主主義を重んずる人ばかりとは限らない。しっかりと見極めていかなくては。