たえ子日記

　友人の甘利真美さん（衆議院の甘利明さんとは無関係）が何度目かの舞台を創り上げました。一人で作詞、作曲、主役を演じる多才な方です。今回は森鴎外の自伝的作品「舞姫」を演じました。ピアノ川上史子さん、豊太郎（鴎外）を吉田連さん。友人の相澤を大川博さん。このおふたりは二期会のテノールとバリトンです。おふたりが合唱のように歌うシーンが圧巻です。国や身分を超えて燃え上がる二人ですが別れなくてはならない運命に翻弄される苦しみが涙を誘います。
　ピアノも狂おしい響きで舞台を引き立て見終えた後に充実した思いがありました。来年１月１６日は横浜かなっくホールで１時半から上演します。
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