2022,07,04

グリーンスローモービル実証実験の報告会

 国土交通省が次世代の地域の乗り物として各地でおこなっているグリーンスローモービルの実証実験に綾西地域でたちあげた「綾西みんなの足」で参加しました。「くるりん号」と名付けて地域内に停留所を設けて綾西バザールに集結するルートを3本設定し運転手、介助で40人近い住民が参加して多くの人に試乗してもらいました。地域内のみで走り回ることの限界や思った以上に警察、路線バスなどとの協議が難しい面もあり、これからの導入には大きな課題があることがわかりました。しかし、交通面だけではない大きな効果もありました。それは「人の交流」です。6人乗りの乗り物で低速で走る「くるりん号」は「おしゃべりの場」であり「出会いの場」でありコミュニケーションのための価値のある「動くサロン」でした。
 松戸市では市長の英断で3台購入し地域に運営をゆだねるとのこと、今後の活用方法を勉強して行きたいと思います。