2018,09,21

一般質問

今回は
 ①豊かな高齢社会のために「くらしの足」を確保する
 私が暮らす綾西のまちは高齢化率40%を超す超高齢者のまちです。免許の返納も相次ぎ通院買い物はもちろん趣味やボランティアにいくのもむずかしくなってきました。市では1億円を超す税金を投入してコミュニティバスを運行していますが時間、路線ともに「行きはよいよい帰りは、、、」の状態で図書館に行った帰り重い本を抱えて途方に暮れたという話や新しくできた保健福祉プラザに行きたいがバスを乗り継がなければならないのでつい、足が遠のくなど引きこもりやとじこもりなどの引き金になりかねません。綾西は桜美林大学の芳賀教授によってそのアンケート結果から「多様性自発型」の高齢者が多く、したがって介護保険の適用者が少ないというお墨付きをもらっているほど積極的な人が多い所なのですが。
 もちろん全市的な問題としてコミバスはこれからあらたに超高齢社会をみすえて検証し見直しを図る、地域のくらしの足については担い手の育成を図るためのフォーラムの開催やNPO法人による団体育成のサポートをしていく、との答弁をもらいましたが、私は更に要望としてコミバスとくらしの足を分けるのでなく全体的一体的な交通政策を構築するべきだと、お願いをしました。

 ②「子ども食堂」的な活動の位置づけを
 小園地域に於いて「がじゅまる食堂」がボランティアのおかあさんたちの寄って運営されていますが世間的な意味での貧困の子供たちを対象にしたものではなくおやこのふれあい、地域の交流、食育など多くの要素を含んだ活動についていままでの縦割りの行政組織や所管では受け止めきれないものができてきたとき市としてどのように対応するか。その位置づけが必要ではないか、ということを聞きました。基本的にには一番近い内容の課が最初に対応し、市民協働課が連携やふりわけをしていくという答弁で、ある意味予想通りの答えでしたが、ともすれば今までにないことが降りかかるとたらいまわしのようなことになったりガタガタして市民のやる気を削いでしまったりすることが大いに予想されます。その意味で位置づけをはっきりしてもらったことで今後の市民活動がより活性化するならばありがたいことだと思います。
 9月議会では17名の議員が一般質問をしました。