2019,02,01

プラスティックのごみが大変なことに!

 マイクロプラスティックといわれる非常に微細なゴミが世界中の海に広がって大変なことになっており、魚がたべてしまうので当然人間が食べる事にもつながる。今や飲み水にも混じっているという危惧もある。海岸に打ち上げられたクジラの赤ちゃんの胃袋には8キロものビニールやプラスティックがあったというニュースも聞きました。「地球温暖化」に加えて新たな環境課題となっています。企業でもさまざまな取り組みがはじまっていますがわたしが考えるにはプラスティックなどの容器包装類の後始末の仕組みを国がきちんとつくってこなかったことが大きな原因であると思います。ドイツやスェーデンに視察に行きなるほど、と思ったことは容器包装のリユースやリサイクルをそのものを販売する企業に責任を持ってもらっていました。最後までその後始末をすることが責任として課せられれば企業はその論理で減らすことも考えリサイクル費用も考えて容器や包装を検討するはずです。売れればよい、見た目がよければよい、というだけの物にはなりにくいでしょう。
 私たち消費者もそうした視点を持って賢い消費者グリーンコンシューマーにならないといけないなと改めて思います。「マイクロプラスティックの恐怖」と題して5月29日に学習会を計画しています。場所と時間は改めてお知らせします。