2019,11,06

全国都市問題会議に会派で参加

 九州の霧島市で行われたこの研修は毎年どこかの都市が主宰をしていますが今年は霧島市でした。全国から2000人を超える市長や議員が集合してテーマに沿った講演やパネルディスカッションなどで研修します。今年は「防災とコミュニティ」がテーマでした。激甚な災害もおきたばかりで奇しくもタイムリーな内容になったと思います。基調講演では災害のあった千曲川流域は昔から堤防が決壊することが多くあり、そのたびに土地の割替えをしてくじで場所を決めるなどをして災害を受け入れてみんなが力を合わせて復旧にあたることをしてきた、また薩摩藩もそのような制度を全領域でおこなってきたというお話がありました。
 また、講演ではコミュニテイとは何か?自治会町内会というだけのものではない、多様なものであり、個性的なもの。コミュニティは行政がつくることはできない、また、行政がつくる一律的な物は通用せず、トップダウンの災害対策は古い、など興味深い内容でした。
 お昼休みには郷土のおまつりの様子も再現され、飾りをつけた白い馬がにぎやかに会場を盛り上げていました。この研修の内容をよく噛み砕き市政に生かしていこうと思います。温泉で有名な霧島市だそうですがかろうじて足湯に少しつかることができました。