2020,06,19

「せやろがいおじさん」の主張に同感! TBSぐっとラック


 金曜日TBSテレビで毎週時事問題提起をしている「せやろがいおじさん」は沖縄の美しい海を背景に圧巻のドローン映像を駆使しながら問題を提起しています。「年金払う 意味あるケー」ではじまる赤いふんどし姿のおじさんは、黒川検事の定年延期問題を提起したことがあり、そのことがきっかけである女性がツイッターに投稿したことが問題を表面化させ、前代未聞の投稿数となったそうです。
 今回は沖縄の辺野古の基地問題をとりあげていました。菅官房長官は先ごろの沖縄県議選挙で自民党の県議の数が3人増えた事を取り上げて「沖縄県民の辺野古基地建設への理解が進んだ」と。また、星野源とのコラボ映像は評判が悪かったと言いますが32万回もいいね!がついた」と。しかしおじさんはこういいます。「県民投票ではあきらかにNOの反対派が過半数」「黒川さんの反対ツイッター数」は無視「あまりにも菅さんは都合のいい数字だけ耳を開いて都合の悪い数字は耳を閉じて耳の開閉がスゴスギル。耳をパタパタして飛んで行ってしまいそう」と。笑い。そして「辺野古の基地問題は経済やイデオロギーなど立場の違いで考え方が別れるかもしれないがマヨネーズのような軟弱地盤の工事が無理だという事は誰しも一致できるのではないか」と。
 普天間基地の危険除去の課題はそもそもこれから12年くらいかかるという工事の前では前提が大きく崩れている、予算もおよそ2,7倍の9300億円かかる、ということからもコロナ以前ならともかくもう、無理な話ではないか、明らかなのは工事をいったん中止してもう1度英知を結集して考え直す方が賢明だと私も思います。
 オリンピックも延期になったことで多額の費用が必要。コロナの対策も経済的な支援がたくさん必要。まだ2%しか進んでいない工事は考え直してほしい。沖縄県民の人たちの心をもう1度思い返してほしい。こんな無理はかならず悪い結果をもたらします。「せやろがい!」