2020,10,31

温暖化ガス2050年にゼロへと学術会議問題

 新聞にでかでかと2050年にはゼロへと。わー!ようやく世界に追い付いて京都議定書からパリ協定につながる面目躍如かと喜んだのもつかの間。「原子力発電の必要性」「新設もあり」などの情報が。つまり原発政策を維持するための方便だったのか。とがっくり。あれほどひどいフクシマの惨禍、まだ立ち直れない人もある中で原発をいっそうすすめようとするとは。
 自然エネルギーを本気ですすめれば十分電力は賄っていけるという議論もある。「東京原発」という古い映画を見たことがありますが「本当に安全でいいものなら東京に原発をつくろう」と都知事が(役所こうじさん)言い出してドタバタする映画ですが「安全だ」という神話は崩れました。その結果とんでもない費用がかかることもわかりました。何よりも悲惨な犠牲者を沢山つくりだします。放射能は簡単になくなりません。核のごみの処理ができません。福島原発の汚染水はついに海に放出するようなこともいわれています。何一ついいことは無いのになぜ?

 学術会議の任免拒否問題が毎日のように報じられています。菅首相の答弁ではまったく疑問がぬぐえません。それどころか???が増すばかり。「多様性を重んじて」?6名の方の3名の方は旧帝大」ではなく私立大学でしかも1人か二人しかいない大学です。「女性の登用」?女性も拒否されています。なお、この6名の方の業績や研究も読んではいないし、知らないと。(女性の加藤さんだけは知っている)やっぱり秘密保護法とか安保法制とかに反対していたから気にいらないのでしょうか?と言いたくなります。
 「何と言われようとどんなに答弁がまちがっていようとやらないことはやらないです」と言い切っているかのような菅さんの態度に恐怖感すら覚えます。論理が矛盾して破たんしているのにもかかわらず。説明責任以前の問題ではないですか?国の最高責任者の総理大臣です。言葉に責任を持って誠実に対応してください。

新内閣になって希望のあふれる日本になるのでしょうか?心配な日々です。