2021,02,23

天声人語がおもしろい

 菊池寛の小説「形」槍の使い手「中村新兵衛」兜と陣羽織が見えただけで敵兵は恐れおののいた、ある日主君の子息に兜と陣羽織を貸すことになる。戦場に「槍中村」の姿が現れると敵陣は乱れた。新兵衛もそこにいていつもと違ういでたちで戦っている中村に敵は怖気づくことなく向かってくる。やがて窮地に追いやられていく、というお話なのだがつまり、総務省の幹部は力あるものの「形」に自制心が乱れたのか。という趣旨の原稿です。長男の兜と陣羽織に恐れを感じて接待に応じてしまったのであろうか?それにしても国会での彼らの答弁はあまりにも「他人事」のような雰囲気で白けるのはわたしだけでしょうか?