たえ子日記

　黒川検事長の定年延長を１月突然閣議決定し、そのことを合法にするために強引な法案を通そうとしており、今後検査庁人事に政府が口出ししていけるまさに三権分立が脅かされ民主主義の根幹が揺らぐとんでもないことです。ロッキード事件捜査した堀田力さんは本日の朝日新聞耕論で「総長と黒川氏は辞職せよ」とまで言及している。
　政府の不正があってもそのことを追求できないしくみになってしまいます。森友、加計、近畿財務局、秘密保護法、集団的自衛権、最近の桜を見る会、河合前法相とその妻の疑惑などなどあまりに強引で不誠実な対応が目立ちます。インターネットうえでも１０００万人を超えるおおきな反対意見があるのにそのことを一顧だにしないという姿勢にも恐怖感すら覚えます。独裁国家のような現状です。
　今一度立ち止まってください。国民の不安にしっかりと向き合ってください。

　未来会議としてこどもたちの学習関係や生活の様子、先生方の活動、学校のこれから、給食の開始などいろいろにわたり話すことができました。子供たちや保護者への語りかけや連絡など市のホームページにわかりやすい工夫で出して頂くなど教育委員会として今できる限りの対処をしてくださっていることがわかり安心しました。

　毎年この時期は役職人事の議決のために臨時の議会が開かれますが今回は特にコロナの関係で予算の専決処分があったり補正予算で市民の方への給付金を決める等例年より多くの議案がありました。議場の中も密になってはいけないので質疑応答は議員が半分づつ交代で入り、今までにないかたちでおこなわれました。会派としての賛成討論もおこなってできるだけ早く市民の方たちへの支援を執行していただきたいと思います。

　手づくり工房ひまわりのみなさんが一生懸命マスクをつくってくれているのですが巷に材料が無く地域の人たちに家に眠っている生地があったらご提供ください、と回覧板で呼びかけ今日は自治会の駐車場で集めることにしました。思っていたより大勢の方たちが持ち寄ってくださり中にはつくることの手伝いも申し出てくださる方もいてうれしい限りでした。

　毎年のクリーンアップと花いっぱいの活動ですが今回はコロナなので一般には呼びかけず関係者だけで２メートル離れてマスクをしての作業としました。相も変わらず草の伸び方が旺盛で草刈りがまずは大きな仕事でした。ごみもたいしたことはなく本当に不法投棄をする人も減り、ありがたいことです。大きな鯉が悠々と泳ぐ様がよく見えるくらい水も澄んでいました。おおきなみどり亀とシラサギに出会いました。

　自粛の日々でも活動団体の総会の時期。あれもこれも総会という総会は中止となって手帳の予定表は２重線だらけです。そうはいっても自分たちの団体の総会の資料はとりまとめてみなさんにお示ししなければならないので今日は「ＮＰＯ法人ふるさと環境市民の総会の資料作りとＡＩＦＡあやせ国際友好協会のきらめき補助金の実施のための企画書づくりで朝から晩までかかりました。でも普段と違って会議に出かけたり、用事をしたりしなくていいので没頭でき、意外といいものだなと満足する気持ちになりました。

　自粛生活のおかげで毎日映画と読書ざんまいの日々。自粛が始まってから３０本の映画をみることができました。いい映画がたくさんあってケーブルテレビの効用を実感しました。
　韓国民主化運動の「１９８７年　ある闘いの記録」ものすごい弾圧の中で民主化を勝ち取ってきた国民の壮絶な実話。同じく韓国「光州事件」で知られる「タクシー運転手」最近の映画で主役を演じたソン・ガンホ[パラサイト」でも存在感のある役どころ」だったがドイツから来たジャーナリストを光州へと乗せていく運転手のなんともリアルな演技にはひきこまれました。
　３００年統治してきたインドを主権独立させるためにイギリス最後の総督マウントバッテン「英国総督の家」５００人の使用人、３４の大広間、１０の食堂。マウントバッテン教卿は常に民主的な考えと方法でインドの独立を成し遂げようとするもののヒンズー教とムスリムの対立は各地で」大規模な暴動により何１０万にんもの犠牲者を生みついに、インドとパキスタンに分離。何もかもが８対２にわけられることになる。総督の家でも楽器やティースプーン、蔵書や百科事典、花や木までが分割された。この分権独立の背後には石油供給の安全保障のためにチャーチルの思惑があったという。歴史に翻弄されていく国民の苦しみを知り、インドとパキスタンの国のなりたちを知ることができた。考えてみると全部実話がもとになっている映画でした。つまり事実はそうした重さがあるってことですよね。ぜひ、機会があったら見てください。

　いつも母の日にさきがけて次男のお嫁さんが立派な芍薬の花を送ってくれます。大輪のバラにも似た豪華な花のすがたにみとれてしまいました。

　ここ１，２日やたらと暑い日がつづき「花があっという間に開いてしまってね」と笑顔で来てくださったＫさん。毎年頂く色とりどりの花束に本当に心を癒されます。バラの育て方をいろいろとご教示もしてくださいました。鉢に植えてあるものは大きすぎれば加湿となりちいさければ花付きが悪い、木の大きさと鉢のバランスが大事だそうです。知らなかった！

　緊急事態が続く中、市長に未来会議として要望書をお渡しに行きいろいろと話合いをしました。私たちが心配なのは市内の中小事業者や商店などの経済的疲弊について市としてどのような手を打って頂けるのか、こどもたちの教育や家庭での諸問題などです。日頃から問題があるとわかっている家庭には市の職員が定期的に訪問しているとの事だが市長も「コロナによっておこってくる新たな問題家庭が見つけられないことが課題だ」と心配をされていました。中小事業者などには国の支援だけでなく市として独自の給付事業もする予定で１１日の臨時議会で議決できるように準備をしているとのことでした。
　かなりホッとしました。私たち議員も身を切る覚悟でしっかりと金額を出していきたいとおもっています。