2022,08,07

安倍元首相の「国葬」に反対です

 日本では起こりえないと思われていた銃撃による安倍元首相の死は大きな衝撃に違いない。また、一人の人が亡くなったことについて哀悼の気持ちは十分にある。しかしだからと言って「国葬」とはいかがなものか。徐々に明らかになりつつある旧統一教会との関係にこの国の政治、政策はいったい何によって作られてきたのだろうかと暗澹たるおもいになる。
 安倍氏の在任中安保法制の強行採決は民主主義にのっとていたのだろうか?森かけさくらといわれる多くの疑問に誠実に答えることはなかったどころか国会の場に於いて100回以上の虚偽答弁を繰り返した。
 私は以前の合同結婚式で統一教会が追及されていた時代知り合いの女性がふたり統一教会につかまっていてその二人を脱会させるために力を尽くしていた牧師さんやボランティアの人を知っている。マインドコントロールを解くために1か月の時間を要したと聞いている。マインドコントロールが解けた途端二人は大声で泣き伏したそうです。安倍氏銃撃の犯人の山上さんは母親の信心のために悲惨な生活をおくったことも報じられている。だからと言って許されはしないがそのような反社会的な教団と長い間関係をもってきた安倍氏を国民全員でその死を悼めと強要することはあり得ない。国葬に使われる費用をもってして教会2世と言われる人たちや被害を受けた人たちのために使ってはどうか。
 岸田首相 バランス感覚と当たり前の人間性を持って国葬の中止を宣言してください。