2006年10月29日〜11月4日
ハム市、ミュンスター市、ゴスラー市を訪問調査しました。
尚、費用は公費ではなく私費で行っています。
3市のそれぞれの環境基本計画や行動計画(ローカルアジェンダ)の進捗状況について、環境学習や啓発、広域にわたる環境プロジェクトの推進など興味深い事例を学びました。
 
写真はハム市の環境保全課の職員です。課長もみんなジーンズでラフなスタイル、居心地のよさそうな部屋のしつらえに加えてどこへいっても必ずお茶とクッキーが出て、会議という堅苦しい雰囲気でなく自由に意見を出し合い議論を楽しもうとする様子がうかがえます。

すてきな保育園
昔は貴族の家だったという趣のある建物に加え広大な庭は自然保護の考え方に基づき五感を刺激してこどもたちがあそびをかんがえだすところ。
『森の日』のプログラムでは小さなナイフやごみのでないお弁当を持って身体をいっぱいに動かすことのたいせつさを学びます。
写真は先生の事務室、こどもたちがお話を聞くお部屋、遊び場、裸足になっていろいろな材質のものを踏んでみるコーナー、など庭の手入れは保護者の協力です。

カーフリー団地
ミュンスター市のこの団地は自家用車を持たないひとのための住まいです。自転車のまちミュンスターでは電車やバスにも自転車が持ち込めます。また、市内全体に自転車道路が整っていて車を所有していない割合は30から40%あります。
緊急に車が必要な場合は共用の車があります。
この団地の世話係の方はミミズを飼育して学校へ環境学習に出かけています。
写真は団地の様子、ミミズの飼育箱(赤い箱)

グリーンで覆われたごみ集積所
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